#4「吸血鬼たちの住処」

誰も足を踏み入れることがないForgotten Hollowにある大きな屋敷。
そこには力を持つヴァンパイアたちが住んでいると言われている…

カイル「はあ…困ったことになった…」

カイル「これからどうすればいいんだ…」

??「あれ~、先輩帰ってきてたんですか~?」
カイル「…デイブ」

ダイブ「どうでした?人間の女の子は無事に口説けました?(ニヤニヤ)」

カイル「…!!」

カイル「ま…まあ、血を吸うという任務は達成したが…」

デイブ「…マジっすか?嘘ついてません??」
カイル「なんで疑ってるんだよ」

カイル「それよりも深刻な問題が…はあ…」
デイブ「…なんか大変そうっすね~」

デイブ「まあ、気楽にいきましょ。気楽が一番っッス」
カイル「…お前みたいな考え方ができるやつが羨ましいよ」

こいつの名前はデイブ・オルコック。俺の直属の後輩に当たる。
ヴァンパイアランクはこの屋敷の中でいちばん下っ端だが、鋭い嗅覚と思考力を持っている優秀な奴だ。

基本的にマイペースな奴で、最近は食い意地が張りすぎてどんどん太ってきてて、注意をしているんだが全く聞かない…困った後輩だ。

闇の姿はこんな感じ。壁を這うことが多いからいい加減に痩せないと天井が抜け落ちるぞ…??

??「あ~!やっと見つけた~」
カイル「…マリオン」

マリオン「どうだったの!?女の子を襲う任務の方は!?」

カイル「お前もその話かよ…達成したよ、無事に」

マリオン「絶対、嘘。」
カイル「お前まで疑うのかよ…」

こいつの名はマリオン・ジスカール。この屋敷の紅一点で俺に次いでの実力の持ち主。
男を誘惑して襲うのを得意としている。

俺の勘違いであってほしいのだが、しょっちゅう俺に誘惑してくる。

俺はそういうのが苦手だから拒否し続けてるのだが…

この顔を見る限り本人は諦めていないようだ

しかもパジャマ姿が奇抜で、その恰好でウロチョロしてるもんだから目のやり場に困る… もしやこれも作戦のうち…なのか??

??「やい!!カイル・アバークロンビー!!俺と勝負しろ!!」
カイル「(次から次へと…)」

カイル「ちょっと今日は勘弁してくれないか、バートランド…いろいろありすぎてお前と遊んでいる余裕がないんだ…」

バートランド「遊び…遊びだと…!??」

バートランド「俺は本気だ!!いつだって本気だ!お前をブチ負かすまで本気で何度も立ちふさがってやる!!」
カイル「(あーもう、めんどくせえ…)」

こいつの名前はバートランド・ギルマーティン。何故か俺に敵対心を一方的に抱いているヴァンパイア界ではまだ若造の期待のルーキーだ。

なにかと俺に対して噛みついてくるのだが、子どもの相手程度に軽く流してあしらうようにしている。…口論し出すときりがないからな…

でも度が過ぎる時は俺だって怒る。

ただこいつにとっては俺が不愉快になることがたまらなく好きならしく、根っからの悪人気質のようだ…

カイル「おーい、ダーシュ?ちょっときてくれ~」
バートランド「ば、バカ!!あいつを呼ぶなよ!!」

ダーシュ「よんだ~??」
バートランド「ゲっ!!来たー!!?」

カイル「こいつ(バートランド)が遊んでほしいんだとよ、相手してやってくれ」
バートランド「言ってない言ってない!!」

ダーシュ「ガッテン承知の助♡」

ダーシュ「おいらといっしょに遊びたいなんて可愛い奴だなぁ~💕」
バートランド「いでででで…!!」

バートランド「おい!カイル・アバークロンビー!覚えとけよ!?」
カイル「(相変わらずすげえな…)」

このフードを被った大男の名はダーシュ・アップルヤード。ヴァンパイア界でも破天荒さで名を馳せている奴だ

「正気でない」特質持ちで、基本的に一人で大声で話していることが多い。

形相はまるで鬼のよう。みんな怖いからとりあえず相手にしないようにしてる

たまに何を思ってか誘惑してくることもしばしば。気持ち悪いから拒絶をすると、

ものすごいショックキングな顔で返してくる。そんな目で見るな…罪悪感を感じるだろうが…

しかしヴァンパイアとしては有能なやつで、俺よりも圧倒的にアクティブに動いている。

彼が本気を出すと俺やヴラディスラウス様でも止められないほど狂暴化するらしいが、まだその姿を見たことはない…

マリオン「ちょっと!!私の血まみれケーキ食べたの誰よ!!」
デイブ「知らな~い」
ダーシュ「オイラもしらな~い☆」
マリオン「アンタらグルでしょ!!口にケーキ付いてるじゃない!!」
バートランド「カイル・アバークロンビー!!さっきの仕返ししてやるぅう!!」
ヴラディスラウス「お前たちうるさいぞ!!!」
…今日も屋敷は騒がしいな。。
To be continued…



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