#9「お持ち帰りされました、おこです」
ブライアン「zzz…」
ブライアン「…ん~~~っ…」
ブライアン「…へっ!?」
ブライアン「ここどこ!?」
ブライアン「えっと…確か昨日はレックスとオペラ行って帰ってきて…」
ブライアン「…どうしたんだっけ…」
ガチャ…
ブライアン「!?」
???「およ?もう目を覚ましちゃったのかぞい?」
ブライアン「…」←必死に思考を張り巡らし中
???「どうやらまだ記憶が曖昧のようじゃな~」
ブライアン「ごめんなさい…昨日のこと思い出せなくて…どなたですか??」
エドガー「わしはエドガー。お前さんの旦那じゃ」
ブライアン「はい!!?」
ブライアン「ちょ、ちょっと待って!全然面識ないし、え、ドユコト!??」
エドガー「だいぶ混乱しとるのぉ~(笑)」
エドガー「わしな、昨日お前さんにプロポーズされてな?」
ブライアン「プロポーズ!?」
エドガー「一か月後に挙式を挙げることになっとるんじゃ♪」
ブライアン「挙式!!??」
ブライアン「もう待って!!思考回路ショート寸前なんだけど!!!」
エドガー「ま、全部ウソなんじゃがな☆」
ブライアン「はあ!!?💢」
エドガー「わし実はヴァンパイアなんじゃけど~」
ブライアン「はい?」
エドガー「昨日お前さん家のカギを壊して~、」
ブライアン「ちょっと」
エドガー「侵入して~、」
エドガー「お前さんがあまりにも可愛かったからの?軽く催眠かけて~、」
ブライアン「え」
エドガー「魅惑的なオーラを解放して~、」
エドガー「お前さんを誘惑して~、」
エドガー「そのまま家にお持ち帰りした…」
エドガー「…というわけじゃ(*’▽’)♪」
ブライアン「なにが『…というわけじゃ(*’▽’)♪』だよ!!💢
完全に不法侵入だし誘拐だし犯罪のオンパレードじゃないか!!!」
エドガー「おお!怒った顔もチャーミングじゃのう!!」
ブライアン「話そらさないでよ!!💢」
ブライアン「というか、僕にはもうすでにかっくいいボーイフレンドがいるし!」
ブライアン「紳士的で気遣いができて、おまけにとってもおちゃめなんだ~!あなたみたいなデリカシーのない人とは大違いだよ!」
ブライアン「誘拐した直後で申し訳ないけど、ぼくはあなたに興味ないから!とっとと家に帰してくれない?」
ドタドタ…!!
ブライアン「あ!ちょっと何するんだよ!?離して!!!」
ドサッ…!!!
ブライアン「うわっ!!」
…
エドガー「…おじいちゃんさあ…」
エドガー「そういう人ほど燃えちゃうタイプなんだよね~♪」
エドガー「お前さんみたいな活力に溢れる若者…」
エドガー「大好物なんだよ…」
ブライアン「…」
ブライアン「おじいちゃんめっちゃ息臭いんだけど!?💢」
エドガー「…へっ?」
ブライアン「ちゃんと歯磨きぐらいしてよ!!だらしない!!」
エドガー「こ、怖くないのか…??💦」
ブライアン「怖いって何が!?」
ブライアンはヴァンパイアのおじいちゃんと知り合いになった▼
つづく…
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